雛のつるし飾り 稲取・文化公園雛の館(4)
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「雛のつるし飾り」は東伊豆町稲取地区に伝わる風習で、その起源ははっきりとはしないが「明治生まれのおばあさんが子供のころからつるし飾りが有った」という証言もあり、おそらくは江戸時代の後期には行われていたものと思われる。雛祭りの際に、糸の先に布製の人形などを吊るしてひな人形とともに飾る。この風習は伊豆では稲取地区だけのものであり、近隣の地域では行われていない。作品を作ることのできる人が少なくなってきたためにこの風習は一時期すたれかけたというが、地域の美しい風習を守るため、20年ほど前から稲取の婦人会が中心となって復刻した。
柳川の「さげもん」、酒田の「傘福」と合わせて「三大つるし飾り」とされている。
アルバム: 日々の写真(ノンジャンル)
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