ザビエル公園碑文
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フランシスコ・ザビエルが近畿で初めて布教活動を行った場所が堺市のザビエル公園(戎公園)。
これはザビエル渡来400年を記念して昭和24年(1949年)に建てられた碑です。
「聖フランシスコ ザビエル芳躅」と題し、左に英文、右に和文。
英文は、
On a certain day in 1550 A.D./Saint Francis Xavier landed here at Sakai/
and became a guest in the mansion of/Ryokei Hibiya.From this memorable day/
dates the advent of the Occidental civilization/
in Japan,which added much to the fragrance/
of the modern culture of Japan and her people.
和文は縦書きで、
茲に花と匂つた。/の始で近世日本文化は/た。是れ西洋文明伝来……
何が何だかわからんと思ったら、逆なんですね。左から右に読むんです。
天文十九年十二月/聖ザヴィエル堺に上陸し/日比屋了慶の館に入つ/た。是れ西洋文明伝来/
の始で近世日本文化は/茲に花と匂つた。
「芳躅(ほうたく)」の躅は「足跡」の意で、芳躅は先人の業績・事跡をたたえていう語。
アルバム: 風景
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