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茨城交通ケハ601

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写真: 茨城交通ケハ601

写真: 東京地下鉄5000系アルミ車 写真: 大井川鉄道モハ1105廃車体

茨城交通湊線(現ひたちなか鉄道)のケハ601は、新潟鐵工所製で、日本初のステンレス製気動車である。昭和30年代は、各車両メーカーが競ってステンレス製車体の開発、試作を行っており、ケハ601も、そうした時代背景から登場したものと推測される。結局、この1両のみで増備されることはなかった。

茨城交通は、かつて、自社発注の気動車には軽油動車を意味する「ケ」の記号を用いており、ケハ601は、「ケ」を用いた最後の車両となった。また、前面窓上部の明り取り窓やリコ式つり革を装備するなど、かなり特徴ある車両である。

この写真を撮影した前年に廃車となり、後に足回りを撤去され、現在は車体だけが倉庫として那珂湊駅構内に現存している。

1992.7月頃 茨城交通湊線 那珂湊駅 PENTAX LX+TAMRON SP90/2.5(52B)

アルバム: 公開

タグ: 試作車

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