二階建て普通車の試作車クハ415-1901

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ラッシュ時の収容力増強を図るため、１両だけ試作された二階建ての普通車。常磐線で決まった列車に限定運用された。座席定員は多くてもドアが片側２か所しかなくラッシュ時の遅延の原因になりかねないことから、比較的混雑の少ない下り方の先頭に連結されていた。2006年に廃車、解体されたため現存しない。本車の成果は後の215系に活かされたと言われている。

写真は、鹿島鉄道の帰りに利用した普通列車に連結されていたクハ415-1901。車内は、近鉄の修学旅行専用車「あおぞら号」を彷彿とさせるものがあった。

2000.4.22　常磐線　神立駅　LEICA M4-2+FUJINON-L 5cm/2.8

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