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油そば@新橋元楽・港区汐留

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写真: 油そば@新橋元楽・港区汐留

写真: 濃厚鶏つけ麺・大盛(300g)@纏・港区新橋 写真: 鱧出汁のうめしお冷やし@ねいろ屋荻窪店・杉並区荻窪

新橋元楽
  港区新橋5-12-1 越田ビル1階

 荻窪で高級食材を使った限定メニューを食べたものの、味的には満足できたが量的に物足りなさを覚えたので、どこか良いとこはないかと脳内データベースをフル稼働させ、新橋駅で途中下車した。この辺りはビジネス街のため、13時を少し過ぎた時間になると、店内には大きなバッグを抱えた旅行客のようなペアが1組いるだけと閑散としていた。お店に入ってすぐ右手にある券売機で標記のボタンをポチっとな。800円。
 深さのない鉢のような丼の底には醤油ダレと香味油が張ってあり、そこに茹でたての麺を入れ、その上に角切りチャーシュー、太めの千切りレタス、刻み海苔、木口切りの葉ネギに正体不明の黄色い粗挽きの粉が載っている。チャーシューはバラ肉のようで、旨味はそこそこあるものの、ジューシーさがなくパサパサでのどの通りが悪いなのは頂けない。黄色い粉は見た目ではきな粉かと思ったが、味見するとどうもトウモロコシの粉のようだ。香ばしさと甘さを出すために入れているのだろうか。カウンターに張られた油そばの食べ方指南書きに従い、まずは底から何度も混ぜ返して、醤油ダレと香味油を麺に出来るだけ均等になるように絡ませる。これが終われば実食開始。麺はほぼストレートの中太。あまり歯応えはない代わりにかなりモッチモッチとしている。太さがあるので醤油ダレにも香味油にも負けていないのがよい。メニューには、オリーブオイルを使っていてタレはナッツベースでと書かれていたが、ナッツは全く認識できなかったものの、香味油に関してはベトベト感がなくサラッとした感じだったので植物油だろうと思っていたので当りだ。その後も指南書きに従い、少量のニンニクとすりゴマを投入、次いでマヨネーズを、最後にラー油とお酢投入と、卓上の調味料を駆使しながら味変を行い飽きることなく完食。
 元楽の油そばは、思えば今は無きサンストリート亀戸にあった亀戸元楽で食べて以来なので14年ぶりだ。その当時の写真を見返すと、今の黄色い粗挽きの粉の所にはコーンフレークが載っていた。今回、200gほどあったと思うが、何の引っ掛かりもなくペロッと食べ切れるのが元楽の油そばのよいところだ。

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